昔から足は悩みでした。
制服を着ていた学生の頃から、スカートを履くのが苦痛だったほどです。
とにかくガッチリした脚でした。ふくらはぎがこん棒のように立派、太ももはずっしりと太く、下半身太りの典型ともいえる状態でした。
ワンピースを着たくても、ミニなんて無理、膝丈もふくらはぎが太く見えます。
マキシワンピならいいかと思えば、身長が低い私にはあまり似合わずに、がっかりしたものです。
その時好きだった人に、ワンピースを着た子は特別可愛く見える、など言われたにもかかわらず、ワンピースを一度も着ることはありませんでした。
しかし、結婚を考えるようになった彼とプールに行く約束をしたときのことです。
久しぶりに水着を着てみた時、とても違和感がありました。
上半身は簡単に隠せますが、下半身のラインは隠し切れないのです。
太ももを隠すためにショートパンツを履いてみましたが、太い足がすごく短く見え、恥ずかしくなりました。
出せる足になりたい…そう切実に思うようになったのです。
まずダイエットから始めましたが、やはり足には効果がすぐには出ません。
「足やせ」とついているものでなくてはならない、と思い、雑誌で「足やせ」と書いてあるものはとにかく片っ端から読み漁りました。
まず「足やせ」のための体操からスタートしました。
「足やせ」と一言で言っても、足のどの部分に効かせたいかで違います。
太ももを引き締める運動、足首を引き締める運動を主にしましたが、ガッチリしたふくらはぎは、運動ではダメだと思いました。
ふくらはぎは主にマッサージで頑張ることにしたのです。
足用のスリミングジェルを調べて、プチプチコスメがたくさん使えていいかもしれない、と思い温感タイプのサナエステニーパワータイトEXを使用しました。
マッサージは手でもみほぐしをするだけでは心配だったので、ヤーマンのプラチナローラーで行いました。
暇さえあれば、つま先立ちで階段を上り、太ももを椅子から浮かせる運動をし、ふくらはぎは家にいる間じゅう、美容ローラーでコロコロとマッサージを行い、スリミングジェルを使って手でもマッサージしました。
メディキュットも外出用、おうち用、寝る時用と何足か買い、疲れているときはそれでよしとしました。
それを大体1か月ほど続けた時のことです。
ショッピングに行ってパンツを見ていたとき、お店の鏡に映った自分を見てハッとしました。
それまで足のラインを拾いにくいストレートタイプのパンツばかり選んでいましたが、足が少し泳いでいるような気がしたのです。
試しに、ややストレッチのある、タイトフィットなタイプのパンツを試着してみると、感動しました。
ストレッチのものを履くと、ムッチリしがちで短く見えた足が、長く見えるようになっていたのです。
太ももが痩せて、ふくらはぎがスッキリしたせいでした。
足やせは、すごくガリガリな足になりたいと思うのではなく、少しでも美脚を目指したいのなら、少し頑張るだけで叶うものだと実感しました。
30代後半女性 埼玉県
※個人の体験談です
※個人の体験談です